大学時代は西洋画を専攻。卒業後は飲料メーカーで企画広報を担当。商品開発・パッケージデザインから、CM制作、在庫管理など、幅広く経験を積んだ後、専門学校で映像・CGを学ぶ。
将来的に、CGデザイナーとしてだけでなく企画・演出など幅広く業務に携わりたいと思い、SMDEに中途入社。
映像事業本部とユニバーサルメディア事業部を兼任し、CGディレクター・テクニカルディレクターを担当。
これまで培ってきた知見をもとに、アート性・デザイン性・面白さにこだわり、制作に取り組んでいる。
- 入社のきっかけ
- SMDEは映像の他、WEB制作や音楽など様々なコンテンツを制作しているところや、母体が出版社ということもあり、コンテンツ制作の上流に近く、企画や演出にも関わりやすい部分が魅力的だと思いました。そういった土壌で色々な人が集まり、メディアミックスでの将来的な展開ができる現場だと感じ、入社を志望するきっかけとなりました。
- SMDEってこんな会社
- 社内にいると物静かで、とても真面目に働かれている方が多い印象です。
しかし、一緒に仕事をする機会があり、打ち合わせなどで話すと面白く、色々な考えを持った人がたくさんいます。
そういった仲間と仕事を共にすることは、とても有意義だと感じています。
- 仕事内容
- 現在は、生放送TV番組「おはスタ」のCGディレクション、社内の業務サポート的な各種ツールを制作したりしています。
CGディレクションでは、番組で使用される3DCG・2DCGの表現・デザインなどのクオリティをより良くするため、クライアントに提案を行ったり、デザイナーにアドバイスしたり、具体的に指示出しをしています。提案やアドバイスを出すために、的確な参考資料の用意、効果的な技術提供などが毎日必要になるので、よく情報収集をしています。
ツール制作では、隔週で他チームのテクニカル担当にヒアリングし、チーム内で問題になっていることへの技術的なサポートを行っています。また、各メンバーで突発的に困ったことがあれば、その都度解決策を提案するようにしています。問題解決の作業としては、DCCツールやコンポジットソフトウェアに対する、プログラミングによるツール開発がメイン作業となります。PythonやMel、MaxScript、JavaScriptなどの言語を使用することが多いです。
他にも、各案件へのデザイナーの適切な配置、映像案件等の見積り制作、チーム年間予算のすり合わせ管理業務、面談等によるスタッフへのフォローアップなども行っています。
また、ユニバーサルメディア事業部の業務も兼任しており、メタバースコンテンツ制作におけるディレクションなども行っています。
こちらは主にアート、CGディレクションがメインになります。全体の制作進行、エンジニア、デザイナーの方たちと協業して進めます。映像制作と同じように、デザインや表現におけるクオリティアップのためのアドバイス、技術提供などが主な作業です。VRゴーグルで360度確認し、細かいエラーやさらに良くなるポイントなどの気づきもあるため、映像とはまた違う作り込み方、楽しさもあります。
- この仕事の魅⼒、⼤変なこと
- TV番組のディレクションにおいて大変なことは、デイリーで納期があるということです。しかし、ここが魅力でもあり、作ったものが次の日に流れることもあるため、すぐ に視聴者の反応が得られます。トライアンドエラーも毎日行うことができ、色々な技術も伸ばせるため、かなりエキサイティングな現場だと言えます。
ツール制作については、どうやったら効率が良くなるか、プログラミングの力でチームを底上げできるのが魅力です。アプリケーションによっては情報がなく大変な場面もありますが、完成時の喜びもひとしおです。
メタバース制作については、現在進行形で発展している技術現場なため、手探りで大変ですが、みんなで情報を寄せ合って良いものを作ろうという、将来性を感じるところが魅力的です。
管理業務としては、各々のスキルを考慮し配置し、最大限の生産効率を上げることで、クオリティと顧客満足度の向上、スタッフの有給確保などをスムーズに進行させています。簡単な業務ではありませんが、やりがいを感じています。
- 今後チャレンジしてみたいこと
- 入社から今まで、既に色々なチャレンジをさせていただいて、本当にありがたいです。
メディアの形も昨今変化が見られる中で、情報をいち早く収集し、コンテンツに落とし込める能力が求められています。
メタバースやAI技術、これから出てくるであろう新技術もどんどん取り入れ、新しいフィールドを開拓できるように、業務を進めてきたいです。